「現行で購入出来る国産のオープンカーて、どんな車種があるの?」
実は、現行で販売している国産のオープンカーは3車種あり、それぞれ特徴が分かれています!
私はNDロードスターを所有しているオーナーです
本職は自動車部品メーカーの設計者をしています
この記事では、現行で購入出来る国産オープンカー3車種について解説いたします!
時代の流れでオープンカーの車種数は少なくなっていますが、まだまだ楽しいオープンカーは購入出来ます!
オープンカー購入の参考になりましたら、幸いです
目次
現行で購入出来る国産オープンカーは3車種!
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画像引用元:ダイハツ公式サイト、マツダ公式サイト、LEXUS公式サイト
オープンカーとは、屋根が開閉出来るクルマのこと!
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オープンカーとは、屋根が開閉可能な乗用車のことを言います
屋根の材質によって呼び方が変わり、幌をソフトトップ、金属をハードトップと呼びます
オープンカーは趣味性が高く、非日常的なドライブを楽しみたい方におすすめのクルマになります!
オープンカーのメリット4選!
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・オープンカーでしか味わえない開放感がある
・運転が楽しい
・洗練されたボディデザイン
・MT仕様車のラインナップが多い
オープンカーでしか味わえない開放感がある
オープンカーは、屋根開放時のドライブが非常に気持ち良いです!
屋根を開けて山道を走る時の気持ち良さは、オープンカー乗りの特権です!
現行のオープンカーは、オープンドライブ中の運転手への風当たりが工夫されています
運転が楽しい
オープンカーは、車体重量が軽い為、意のままにクルマを操作している感覚があります
ペダル操作に対して加速・減速のレスポンスが良く、非常に運転が楽しいです!
ハンドル操作に対しても、車体が軽いことで機敏に曲がってくれます!
洗練されたボディデザイン
オープンカーは、屋根を開けると唯一無二のデザインをしています!
オープン状態のボディデザインは、洗練された形状をしており、美しさを感じます
また屋根を閉じると、クーペに近いスポーツカーのようなデザインに変わります
マニュアル(MT)仕様車のラインナップが多い
オープンカーは、現在の時代には珍しくマニュアル(MT)仕様車が生産されています
愛車との一体感やクルマを操作する楽しさを味わうことが出来るのは、MT車の特権です!
『コクッ』と入るシフトチェンジや、ブリッピングで反応するエンジン音を感じることが出来ます!
オープンカーのデメリット5選!
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・荷物の積載量が少ない
・居住スペースが狭い
・車両価格が高い
・乗り降りがしずらい
・悪走路が不向き
荷物の積載量が少ない
オープンカーの荷物の積載性能は、悪いです
屋根を格納する箇所の確保の為、他のクルマよりも積載できる箇所が少ないです
しかし2人分の荷物であれば十分に積載は可能です
2人で数泊の旅行をする場合も、対応することが可能です
居住スペースが狭い
オープンカーの居住スペースは、狭いです
オープンカーは基本的に2人乗りの車種が多い為、後部座席分のスペースがありません
2人乗りのオープンカーは、シートの倒れる角度が小さく、車内で横になる事が出来ません
車両価格が高い
オープンカーは、同じ排気量のクルマの中で比較すると、車両価格が高いです
下記は、マツダ車の排気量1,500ccで車両価格を比較した表になります
表からオープンカーであるロードスターの車両価格が、他のクルマよりも高いことが分かります
車名 | 排気量 | グレード名 | 車両価格 |
---|---|---|---|
マツダ2 | 1,500cc | 15S | ¥1,573,000 |
マツダ3 | 1,500cc | 15S | ¥2,221,389 |
マツダCX3 | 1,500cc | 15S | ¥1,892,000 |
ロードスター | 1,500cc | S | ¥2,601,500 |
※標準装備の差を少なくする為に、最安グレードで比較を実施しています
乗り降りがしずらい
オープンカーはシート高さが低い為、乗り降りがしずらいです
隣にクルマがいる駐車場で乗り降りする場合は、ドアポンに注意する必要があります
降りずらいからと言ってドアを大きく開けると、隣のクルマにドアがぶつかってしまう危険があります
悪走路が不向き
オープンカーは、雪道などの悪走路の走行には向いていません
オープンカーで悪走路を走行すると、スピンして事故に繋がる危険があります
オープンカーは運転を楽しむことがコンセプトな為、駆動方式が後輪駆動(FRやMR)の車種が多いです
後輪駆動のクルマは道の影響を受けやすく、悪走路だとタイヤが空転してスピンする危険があります
オープンカーの選び方!
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・排気量で選ぶ
・マニュアル(MT)かオートマ(AT)かで選ぶ
・ソフトトップかハードトップかで選ぶ
・車両価格で選ぶ
排気量で選ぶ
排気量とは、エンジンの性能の指標の1つです
排気量が大きいほど、クルマの馬力が上がり、加速やスピードがより出ます
排気量ごとの主なメリット・デメリットは下記のようになります
あなたのクルマの使い方に合わせて、丁度良い排気量を選びましょう!
排気量 | メリット | デメリット |
---|---|---|
低排気量 (~660cc) |
・維持費が安い ・街中で丁度良い馬力 |
・高速走行でスピードが出ない |
中排気量 (660~2,000cc) |
・街中で丁度良い馬力 ・高速走行でも十分なスピードが出る |
・維持費がやや高い |
高排気量 (2,000cc~) |
・高速走行で余裕のあるスピードが出る | ・維持費がかなり高い ・街中走行でオーバースペック |
マニュアル(MT)かオートマ(AT)かで選ぶ
マニュアル(MT)とは、運転手がクラッチペダルとシフトレバーを操作して、手動でギヤチェンジを行うクルマの事を言います
オートマ(AT)とは、ギヤチェンジを自動でしてくれるクルマの事を言います
オープンカーは、基本的に運転が楽しくなる工夫がされています
オープンカーに乗るなら、ぜひあなた自身で運転を楽しむ事が出来る、マニュアル(MT)をオススメします
ソフトトップかハードトップかで選ぶ
ソフトトップとは、屋根の材質が布製のオープンカーの事を言います
ハードトップとは、屋根の材質が金属製のオープンカーの事を言います
ソフトトップは、屋根が全て収納されるので、オープンにした時の開放感をより味わいたい方におすすめです
ハードトップは、リア側までは屋根が開かないオープンカーが多いので、オープンにしている事を周りに気付かれたくない方におすすめです
車両価格で選ぶ
車両価格とは、クルマの購入費用になります
基本的に排気量が高くなるほど、エンジン性能が上がり、車両価格も高くなります
排気量ごとの車両価格の目安は、下記のようになります
あなたのクルマの使い方に合わせて、購入するクルマを選びましょう!
排気量 | 車両価格の目安 |
---|---|
低排気量 (~660cc) |
~¥200万円 |
中排気量 (660~2,000cc) |
¥200万円~¥400万円 |
高排気量 (2,000cc~) |
¥400万円以上 |
現行で購入出来る国産オープンカーは3車種!
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画像引用元:ダイハツ公式サイト、マツダ公式サイト、LEXUS公式サイト
①ダイハツ・コペン
![](https://mattyannblog.com/wp-content/uploads/2022/06/07_01_03-1024x544.webp)
画像引用元:ダイハツ公式サイト
コペンは2002年から販売されている、ダイハツのオープンカーです
2014年にフルモデルチェンジがされて、現行で2代目のモデルとなります
現行で購入出来る国産オープンカーの中で、唯一の軽自動車です
コペンは、可愛いデザインと軽自動車ならではの安い維持費が特徴です!
▽現行(2代目)コペンの主なスペック
発売日 | 2014年6月 |
排気量 | 658cc+ターボ |
変速機 | 5速MT/7速スーパーアクティブシフト付CVT |
屋根の種類 | ハードトップ |
車両価格 | ¥1,888,700~ |
②マツダ・ロードスター
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画像引用元:マツダ公式サイト
ロードスターは1989年から販売されている、マツダのオープンカーです
発売開始から30年以上も生産が続いており、現行で4代目のモデルとなります
現行ロードスターは、ソフトトップモデルとハードトップモデルが販売されています
ロードスターは、長年培ったオープンカーの技術と楽しさが詰まっているのが特徴です!
▽現行(4代目)ロードスターの主なスペック(ソフトトップモデル)
発売日 | 2015年5月 |
排気量 | 1,499cc |
変速機 | 6速MT/6速AT |
屋根の種類 | ソフトトップ |
車両価格 | ¥2,623,500~ |
▽現行(4代目)ロードスターRFの主なスペック(ハードトップモデル)
発売日 | 2016年12月 |
排気量 | 1,999cc |
変速機 | 6速MT/6速AT |
屋根の種類 | ハードトップ |
車両価格 | ¥3,461,700~ |
▷【ライトウェイトスポーツカーの救世主!】マツダ・ロードスターを解説
③LEXUS・LC500
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画像引用元:LEXUS公式サイト
LC500は2017年から販売されている、LEXUSのクーペ車です
2020年のマイナーチェンジでオープンカーの仕様が追加され、現行が初代のモデルとなります
排気量は5,000ccで、エンジンはV型8気筒が搭載されています
LC500は、LEXUSが誇るハイスペックエンジンとスポーツカーらしいデザインが特徴です!
▽LC500の主なスペック
発売日 | 2017年3月 |
排気量 | 4,968cc |
変速機 | 10速AT |
屋根の種類 | ソフトトップ |
車両価格 | ¥14,770,000~ |
まとめ
現行で購入出来る国産オープンカーについて解説いたしました
2022年時点で現行で販売されている国産オープンカーは、3車種になります
車種数としては少ないですが、各オープンカーは特徴が分かれています!
①ダイハツ・コペン
コペンは、現行で購入出来るオープンカーで唯一の軽自動車になります!
可愛いデザインと軽自動車ならではの安い維持費が特徴です!
②マツダ・オープンカー
ロードスターは、発売開始から30年以上も販売が続いている、世界で人気のある車種です!
長年培ったオープンカーの技術と楽しさが詰まっているのが特徴です!
③LEXUS・LC500
LC500は、排気量5,000ccで、エンジンV型8気筒が搭載されている車種です!
LEXUSが誇るハイスペックエンジンとスポーツカーらしいデザインが特徴です!
オープンカーは、運転が楽しくなる工夫が沢山詰まっているクルマです
ぜひオープンカーに乗って、楽しい運転と非日常感を味わってみて下さい!