「自分の使い方に合う自動車が欲しいけど、色々なボディ形状があって選ぶのが難しい、、、」
実は、自動車には11種類のボディ形状があって、それぞれのボディ形状で特徴が明確に分かれています!
私はNDロードスターを所有しているオーナーです
本職は自動車部品メーカーの設計者をしています
この記事では、自動車のボディ形状の種類と特徴について解説いたします!
自動車の使い方に合わせて、各自動車メーカーから多様なボディ形状が販売されています
趣味や車の使い方に合わせて、最適なボディ形状を選ぶ事が出来ます!
目次
ボディ形状は全部で11種類!
①クーペ
クーペとは、一般的に2人乗りかつ2枚ドアの乗用車の事を言います
近年ではクーペの定義が広くなっており、4~5人乗りや4枚ドアの車でも、デザインによってはクーペと呼ばれる事があります
クーペは、走りの楽しさを追及して開発されている車が多く、ドライブが好きな方におすすめの形になります
クーペのメリット
・運転が楽しい
・ボディ剛性が高く、高速走行が安定している
・スポーティーで格好良いデザイン
・MT仕様車のラインナップが多い
クーペのデメリット
・乗り降りがしずらい
・荷物の積載量が少ない
・居住スペースが狭い
・悪走路が不向き
②オープンカー
オープンカーとは、屋根が開閉可能な乗用車の事を言います
屋根の材質によって呼び方が変わり、幌をソフトトップ、金属をハードトップと呼びます
オープンカーは、趣味性が高く、非日常的なドライブを味わいたい方におすすめの形になります
オープンカーのメリット
・オープンカーでしか味わえない開放感がある
・運転が楽しい
・洗練されたボディデザイン
・MT仕様車のラインナップが多い
オープンカーのデメリット
・荷物の積載量が少ない
・居住スペースが狭い
・車両価格が高い
・乗り降りがしずらい
・悪走路が不向き
③コンパクトカー
コンパクトカーとは、一般的に全長が4,400mm未満の小型車の事を言います
日本国内で最も売れている車の形が、コンパクトカーと言われています
コンパクトカーは、利便性と運転のしやすさのバランスが良く、車を日常的に使う方におすすめの形になります
コンパクトカーのメリット
・燃費が良い
・小回りが利きやすく、運転がしやすい
・車両価格が安い
コンパクトカーのデメリット
・室内スペースがやや狭い
・積載性はやや悪い
・下取り価格が安くなりやすい
④セダン
セダンとは、エンジンルーム、居住スペース、トランクルームが区別されている自動車の事を言います
定義が広い為、後述するハッチバックやファストバックなどもセダンの種類の1つになります
セダンは、乗り心地や静粛性に優れるボディ形状です
快適に運転をしたい方におすすめの形です
セダンのメリット
・静粛性が高い
・乗り心地が良い
・トランク内の荷物が見えない為、防犯性が高い
セダンのデメリット
・大きな荷物は収納出来ない
⑤ハッチバック
ハッチバックとは、トランクの代わりに背面ドアをもつ車のことを言います
正式名称はハッチバックセダンと呼び、実はセダンの種類の1つです
ハッチバックは、積載性能が高く小回りが利くボディ形状です
アウトドア趣味があって、車を日常的に使う方におすすめです
ハッチバックのメリット
・後部座席と荷室が繋がるので、積載スペースの自由度が高い
・小回りが良く運転がしやすい
・ハッチバックの市場人気が高く、選べる車種が多い
ハッチバックのデメリット
・背面ドアを開ける際に、後方に一定のスペースが必要
⑥ファストバック
ファストバックとは、ボディ形状が屋根から後方にかけて傾斜になっている自動車のことを言います
正式名称はファストバックセダンと呼び、実はセダンの種類の1つです
ファストバックは、実用性を確保しつつ、燃費に優れているボディ形状です
長距離運転を頻繁にする方におすすめです
ファストバックのメリット
・後部座席と荷室が繋がるので、積載スペースの自由度が高い
・空力抵抗が小さいので、燃費が良い
・流線形状のボディである為、見た目がスタイリッシュ
ファストバックのデメリット
・ハッチバック形状が主流の為、選べる車種が少ない
⑦ステーションワゴン
ステーションワゴンとは、居住スペースとトランクルームが繋がっている自動車のことを言います
ステーションワゴンは、乗り心地と積載性を高い水準で持っているボディ形状です
乗り心地が良く、セダンよりも荷物が積載出来る車を探している方におすすめです
ステーションワゴンのメリット
・静粛性が高い
・乗り心地が良い
・積載スペースが広い
ステーションワゴンのデメリット
・現行で販売している車種の種類が少ない
・車両価格が高い
⑧SUV
SUVとは、ボディサイズが大きく、悪路でも走行可能な自動車のことを言います
SUVは、スポーツ用多目的車とも呼ばれ、積載量は多く、雪道などの悪路でも走る事が出来ます
アウトドア趣味があって、悪路を走る事がある方におすすめです
SUVのメリット
・積載スペースが広い
・悪路でも走行可能
・居住スペースが広い
SUVのデメリット
・燃費が悪い
・維持費が高い
・高速走行時の静粛性が悪い
・車両価格が高い
⑨クロスカントリー
クロスカントリーとは、舗装されていない道路を走る事に特化した自動車の事を言います
正式名称はオフロード車と呼ばれ、実はSUVの種類の1つになります
クロスカントリーは、オフロードを走行する為に販売されている車です
林道・ラフロード走行を趣味で走りたい方におすすめです
クロスカントリーのメリット
・舗装されていない道路でも走行可能
・路面の凹凸が大きくても衝撃を緩和する
・車体が壊れにくい
クロスカントリーのデメリット
・燃費が悪い
・維持費が高い
・高速走行時の静粛性が悪い
・車両価格が高い
⑩ミニバン
ミニバンとは、四角いボディ形状と短いボンネットを特徴とする自動車の事を言います
大きな積載量を持ち、一般的に乗車定員が6~9名とされています
ミニバンは、高い積載量と乗車定員を持っている車です
家族や友達を乗せて、大人数で一緒にお出かけしたい方におすすめです
ミニバンのメリット
・乗用可能人数が多い
・積載スペースが広い
ミニバンのデメリット
・燃費が悪い
・維持費が高い
・高速走行時の静粛性が悪い
・車両価格が高い
⑪ワンボックス
ワンボックスとは、ボディ形状が箱型で、エンジンルーム、居住スペース、トランクルームの空間が1つにまとめられている自動車の事を言います
室内空間の広さは、全てのボディ形状の中で最も広いです
ワンボックスは、室内空間を様々な用途に合わせてカスタムする事が出来る車です
車中泊や大人数での旅行など、様々なシチュエーションに対応したい方におすすめです
ワンボックスのメリット
・乗用可能人数が多い
・積載スペースが広い
・室内スペースが広く、車中泊が容易に可能
ワンボックスのデメリット
・運転席が高く、乗り降りがしずらい
・燃費が悪い
・維持費が高い
・高速走行時の静粛性が悪い
・車両価格が高い
管理人おすすめのボディ形状は『オープンカー』!
屋根開放時のドライブの気持ちよさを味わうことが出来るのは、全てのボディ形状の中でも『オープンカー』だけです!
特に近年のオープンカーは、ドライバ―への風当たりが工夫されています
室内に入り込む風の量や吹き抜け方など、オープン時の風の流れが綿密にコントロールされています
オープンドライブで山道を走る時の気持ち良さを味わう事が出来るのは、オープンカー乗りの特権と言えるでしょう!
まとめ
自動車の形状の種類とそれぞれの特徴について解説いたしました
自動車には11種類のボディ形状があって、それぞれに特徴があります!
自動車の使い方に合わせて、各自動車メーカーから多様なボディ形状が販売されています
①クーペ
クーペは、走りの楽しさを追及して開発されている車が多く、ドライブが好きな方におすすめの形になります
②オープンカー
オープンカーは、趣味性が高く、非日常的なドライブを味わいたい方におすすめの形になります
③コンパクトカー
コンパクトカーは、利便性と運転のしやすさのバランスが良く、車を日常的に使う方におすすめの形になります
④セダン
セダンは、乗り心地と静粛性に優れるボディ形状で、快適に運転をしたい方におすすめの形になります
⑤ハッチバック
ハッチバックは、積載性能が高く小回りが利くボディ形状で、アウトドア趣味があって車を日常的に使う方におすすめの形になります
⑥ファストバック
ファストバックは、実用性と燃費に優れているボディ形状で、長距離運転を頻繁にする方におすすめの形になります
⑦ステーションワゴン
ステーションワゴンは、乗り心地と積載性を高い水準で持っているボディ形状で、乗り心地と積載性が高い車を探している方におすすめの形になります
⑧SUV
SUVは、積載性が高く悪路でも走る事が出来るボディ形状で、アウトドア趣味で悪路を走る事がある方におすすめの形になります
⑨クロスカントリー
クロスカントリーは、オフロードを走行する為に販売されている車で、林道・ラフロード走行を趣味で走りたい方におすすめの形になります
⑩ミニバン
ミニバンは、高い積載量と乗車定員を持っている車で、家族や友達を乗せて一緒にお出かけしたい方におすすめの形になります
⑪ワンボックス
ワンボックスは、室内空間を様々な用途に合わせてカスタムする事が出来る車で、車中泊や大人数での旅行などのシチュエーションに対応したい方におすすめの形になります
あなたのクルマの使い方に合わせた、最適なボディ形状を探してみて下さい!