「NDロードスターの運転の操作性や、車内の使いやすさてどうなの?」
実は、NDロードスターはドライバ―の為のインテリアになっています!
私はNDロードスターを所有しているオーナーです
本職は自動車部品メーカーの設計者をしています
この記事では、NDロードスターのインテリアについて解説いたします
インテリアとは、クルマの車内のことを指します
車内は一定時間過ごす場所になるため、クルマ選びにおいて重要な要素のひとつです
クルマ選びの参考になりましたら、幸いです
目次
NDロードスターは、運転を楽しむ為のインテリア!
NDロードスターは、ドライバ―が運転を楽しむ為の工夫が沢山されています
ハンドルやシフト操作などの、運転に関わる部品の絶妙な調整
ボタン類などの搭載位置は、運転の妨げにならない配置
マツダ公式のサイトでは、下記のように書かれています
「走りと風を心おきなく楽しめる、心地よいコクピットです」
参考:マツダオフィシャルサイト
また本革の部品が多く、質感の高さも表現されています
それでは運転操作、収納スペース、質感のそれぞれの観点で詳しく見ていきます
運転操作が楽しくなる工夫が沢山!
①メーターパネル
②ステアリングホイール
③シフトレバー
④ペダル
①メーターパネル
メータパネルとは、運転する為の計器類が設置されている箇所のことです
中央:タコメーター
右 :スピードメーター
左 :燃料計や走行距離などを表示するメーター
スポーツカーらしく、中央に大きなタコメーターがあるのが特徴的です
アクセル操作に対して、レスポンス良くエンジン回転数が上がっていくのが一目で分かります
②ステアリングホイール
ステアリングホイールとは、ハンドルとも呼ばれ、回転させて進行方向を調整するための部品のことです
純正で直径366mmのコンパクトなハンドルが装着されています
グリップは細めに作られており、持ち替えやすい形状をしています
スイッチ類は運転操作の邪魔にならない位置に設置されています
③シフトレバー
シフトレバーとは、トランスミッションの変速のためのレバーのことです
シフトノブは、直径48mmの球状デザインをしています
手にフィットしつつ、気持ちの良い操作感を演出してくれています
シフト操作は、ショートストロークに設定されています
手首の折り返しだけでシフトチェンジが可能で、スムーズなシフト操作が行えます
④ペダル
ペダルとは、足で操作する部品で、アクセルペダル・ブレーキペダル・クラッチペダルのことです
自然に足を伸ばした位置に、アクセルペダルとブレーキペダルが配置されるよう工夫されています
アクセルペダルは、オルガン式ペダルが採用されています
オルガン式ペダルの方が体への負担が少なく、踏み間違い事故も少ないとされています
業界全体では吊り下げ式のアクセルペダルが主流であり、ポルシェやベンツなどの車種でオルガン式ペダルが積極的に採用されています
収納スペースはシート周りに配慮されている!
①脱着式カップホルダー
②フロントコンソール
③センターコンソールボックス
④リアコンソールボックス
⑤リアストレージボックス
①脱着式カップホルダー
脱着式カップホルダーとは、缶飲料やペットボトルを置くためのホルダーのことです
NDロードスターは、カップホルダーを脱着して、ドライバ―が使いやすい箇所に設置することが出来ます
設置箇所は、運転席と助手席の間に2箇所と助手席側に1箇所
助手席側の方がサッと取れる位置にあります
基本的に助手席側にカップホルダーを設置しておいて、2人乗りする際に設置箇所を変えるといった使い方が出来ます
②フロントコンソール
フロントコンソールとは、シフトレバー前の小さい収納スペースのことです
スマホやモバイルバッテリーの収納に適しています
USBポートが近いので、スマホを充電しながら置いておく事が可能
USBポートと一緒に使用したい電子機器を収納しておくと便利です
③センターコンソールボックス
センターコンソールボックスとは、コンソール中央の肘を置く場所にある収納スペースのことです
サングラスや充電ケーブル、小銭の収納に適しています
シートから最も近く、収納物が取り出しやすい収納スペースになっています
サングラスなどの、頻繁に使用する小物を収納しておくと便利です
④リアコンソールボックス
リアコンソールボックスとは、運転席と助手席間の後ろ側にある収納スペースのことです
車検証やティッシュ箱の収納に適しています
シート周りの収納スペースの中で、最も荷物が入る箇所になっています
車検証やティッシュなど、稀に必要になる荷物を収納しておくと便利です
⑤リアストレージボックス
リアストレージボックスとは、運転席と助手席の各シートの裏にある収納スペースのことです
ティッシュ箱がギリギリ収納できるほどの積載量です
荷物の出し入れにシートを前に移動させる必要があります
取り出しがしずらい収納スペースの為、使用頻度は少ないです
質感が高い内装!
①ドアトリム
②ステアリングホイール
③シフトレバー&パーキングブレーキ
①ドアトリム
ドアトリムとは、ドア内側の装飾や遮音のための部品のことです
最も特徴的な箇所が、ドアトリム上部のボディと同色になっている箇所です
運転席から見た時に、ロードスターのボンネットと繋がっているように感じます
また肘置きからドアハンドル下部にかけて、本革が使用されています
本革には、レッドのステッチ(裁縫)が施されてます
②ステアリングホイール
ステアリングホイールとは、ハンドルとも呼ばれ、回転させて進行方向を調整するための部品のことです
純正のステアリングホイールにも、本革が使用されています
内側にはレッドのステッチ(裁縫)で装飾
ボタン周りはメッキ調のカバー部品で覆われています
③シフトレバー&パーキングブレーキ
シフトレバーとは、トランスミッションの変速のためのレバーのことです
パーキングブレーキとは、サイドブレーキとも呼ばれ、自動車のブレーキ機構の一つです
純正シフトレバー、パーキングブレーキ共に、本革が使用されています
それぞれレッドのステッチ(裁縫)が施されています
シフトレバー周りは、メッキ調の部品で装飾がされています
まとめ
NDロードスターのインテリアを解説させていただきました
NDロードスターは、ドライバ―の為のインテリアになっています!
運転に関係する操作は、ドライバ―が楽しめるように、緻密な調整がされています
収納スペースは、シート周りに配慮されており、使いやすい搭載箇所になっています
本革とレッドのステッチにより、質感の高さも感じます
車内は一定時間過ごす場所になるため、クルマ選びにおいて重要な要素のひとつです
本記事であなたのクルマ選びの参考になりましたら、幸いに感じます