「外観のデザインがカッコいいクルマを探している」
実は、NDロードスターは世界から絶賛されている唯一無二のデザインをしたクルマです
私はNDロードスターを所有しているオーナーです
本職は自動車部品メーカーの設計者をしています
この記事では、NDロードスターのエクステリアについて解説いたします
エクステリアとは、クルマの外観部分を指します
外観のデザインは印象を大きく左右するため、クルマ選びにおいて重要な要素のひとつです
クルマ選びの参考になりましたら、幸いです
目次
NDロードスターは、世界から絶賛されている唯一無二のデザイン!
NDロードスターは、『ワールド・カー・デザイン・オブ・ザ・イヤー』を受賞しています
『ワールド・カー・デザイン・オブ・ザ・イヤー』とは、世界のジャーナリスト93名とデザインの権威7名が審査を行う自動車の賞のことです
NDロードスターは、受賞時に下記のように絶賛されています
「100メートル離れたところからでも、4代目ロードスターだということがすぐに見て取れるデザインである」
参考:マツダオフィシャルサイト
またボディ形状の節々に感じる曲線美が、マツダの鼓動デザインを体現しています
それではフロント側、サイド側、リア側のそれぞれの観点で詳しく見ていきます
フロント側はスポーティさが醸し出されている!
①ボンネット
②ヘッドライト
③フロントグリル
④フロントバンパー
①ボンネット
ボンネットとは、車のエンジンが収納された部分を覆うカバーのことです
形状は、外側にかけて膨らんでおり,曲線美を感じます
材質は、軽量化の為にアルミ材で作られています
②ヘッドライト
ヘッドライトとは、クルマの前方にあるメインライトです
デザインは、鋭い目をしており、スポーツカーらしいデザインになっています
前期型(NC型)までは、丸みを帯びたライト形状でした
ND型からは、スポーティーさを醸し出す形状へ一新されています
③フロントグリル
フロントグリルとは、車のフロントにある網や格子状の部分を指します
形状は、左右上部にある頂点から、下にかけて曲線を描くデザインになっています
格子のすき間は広く、ラジエーターを冷やす為に一役担っています
④フロントバンパー
フロントバンパーとは、ヘッドライトの下にある、衝撃を和らげる部品のことです
フロントバンパーは、樹脂材で作られています
隣接部品とのムダの無い繫ぎによる、スタイリッシュなデザインになっています
サイド側はマツダの鼓動デザインが体現されている!
①幌
②ドアミラー
③ドア
④タイヤ&ホイール
①幌
幌とは、防水布のことで、オープンカーの特徴とも言える部品のことです
幌の色は、記念車を除き、全てのボディカラーで黒色に統一されています
オープンにすると、幌が座席後ろのスペースにコンパクトに収納されます
幌の最上部には、鉄板が埋め込まれており、布を破るなどの盗難防止がされています
②ドアミラー
ドアミラーとは、ドア外側に装着された、左右後方を確認するための鏡のことです
ドアミラーのカバー色は、全てのボディカラーで黒色に統一されています
ドアミラーの角度調整は、運転席から操作が可能ですが、開閉操作は手動になります
③ドア
ドアとは、車内の出入り口として可動するボディの一部のことです
全体的に丸みを帯びた形状をしており、ボディ形状の美しさが表現されています
基本的なドア形状は、作りやすさの面から平ぺったい形状が主流です
NDロードスターは、作りの難しさを克服して、鼓動デザインに対応するドア形状になっています
④タイヤ&ホイール
タイヤとは、ホイールの外側にはめるゴムのことです
ホイールとは、車軸にとりつけた円形の部品のことです
純正タイヤは、ヨコハマタイヤの『ADVAN Sport V105』が装着されています
サイズは16インチで、走行性能・静粛性・乗り心地のバランスが取れたタイヤになっています
純正ホイールは、ブラックメタリック塗装が施されたアルミホイールが装着されています
リア側は初代ロードスターを彷彿とさせる丸目デザイン!
①アンテナ
②トランク
③テールランプ
①アンテナ
アンテナとは、AM/FMラジオの受信用の部品のことです
純正アンテナは、長さ400mmの樹脂製アンテナが装着されています
アンテナはネジ止めの締結のみなので、簡単に交換することが出来ます
最初にカスタムする箇所として、おすすめの外装パーツになります
②トランク
トランクとは、自動車における主要な荷室のことです
室内と分かれた、独立した荷室スペースが用意されています
積載量は130Lで、ソフトタイプのキャリーバッグを2つ積み込むことが出来ます
トランクの開閉ボタンは、ナンバープレート上に小さく設置されています
オーナーのみが分かる、隠しボタン的な要素になっています
③テールランプ
テールランプとは、車の後部にあるランプのことです
テールランプの形状は、他のクルマでは珍しい丸形状をしています
初代(NA型)ロードスターのヘッドライトを彷彿とさせる、丸目デザインになっています
まとめ
NDロードスターのエクステリアを解説させていただきました
NDロードスターは、『ワールド・カー・デザイン・オブ・ザ・イヤー』を日本車で初めて受賞した、唯一無二のデザインをしたクルマです
フロント側では、スポーティーさを醸し出すデザインになっています
サイド側では、丸みを帯びた形状になっており、鼓動デザインを感じます
リア側では、丸目デザインをしており、初代ロードスターを彷彿とさせてくれます
エクステリアは印象を大きく左右するため、クルマ選びにおいて重要な要素のひとつです
本記事であなたのクルマ選びの参考になりましたら、幸いに感じます